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もし相手がコンドームを嫌がったらどうする?
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もし相手がコンドームを嫌がったらどうする?

この動画では、パートナーとコンドームについて話す方法を説明しています。具体的には、自分とパートナーの健康を守る責任、コンドームを使うメリット、そしてコンドームを手に入れるための計画の立て方を説明しています。

 

子ども・若者へ

禁欲(性行為をしない、または遅らせること)は、性感染症(STIs)や予期せぬ妊娠を防ぐ最も効果的な方法です。成長するにつれて、大切にし尊重してくれるパートナーと性行為を選ぶ人もいるかもしれません。もし性行為をするなら、毎回コンドームを使用し、必要に応じて避妊することで、予期せぬ妊娠を防ぎ、HIVを含む性感染症のリスクを減らすことができます。

コンドームは、禁欲以外では、最もよく使われる避妊と性感染症予防の方法です。性別や性的指向に関わらず、自分を守るための素晴らしい方法です。

コンドームには2種類あります。男性器につけるコンドームは勃起したペニスに被せます。内部用コンドームは膣や肛門に挿入します。どちらも体液(精液や膣液)の接触を防ぎ、性感染症や予期せぬ妊娠のリスクを減らします。男性器につけるコンドームは処方箋なしで薬局やスーパー、コンビニで購入できます。内部用コンドームは、日本ではあまり一般的ではありませんが、海外では入手できることがあります。
また男性期に使用するコンドームには様々な素材があり、ラテックス、ポリウレタン、ポリイソプレンなど、用途や体質に合わせて選ぶことができます。ラテックスアレルギーがある人はポリウレタンやポリイソプレン製のコンドームを選ぶことで、安全に使用できます。コンドームを選ぶ際は、素材による違いを理解し、自分の体に合ったものを見つけることが大切です。

性行為をする時にコンドームを使うという大切な決断をしたなら、その決断についてパートナーと話し合うことが大切です。オープンで正直な話し合いは、信頼関係を築く助けになります。性行為を始める前に、落ち着いた状態でコンドームの使用について話し合うことが重要です。そうすれば、質問や不安について話し合いやすくなります。またパートナーと一緒に決定することで、お互いに信頼し合い、責任を持つことができ、その決定に自信を持てます。性行為をする前に、指にコンドームをつけて練習をする人もいます。そうすることで、コンドームの使い方に対する理解が深まります。

交渉とは、重要な決定について誰かと合意することです。映画を選ぶ、レストランで何を食べるか決める、デートの場所を選ぶなど、私たちは生活の中で多くのことを交渉しています。コンドームを使用する際の交渉もこれと似ていて、性的同意の必要不可欠な一部です。

最初のステップは、自分の決断に自信を持ち、性的接触をするときに毎回、パートナーにコンドームを使いたいと伝えることです。「私はコンドームを使いたいので、私たちにとってこれが何を意味するのか話し合いたい」と直接伝えることが大切です。次に、自分にとって許容できる行為とそうでない行為を明確に伝えます。例えば「性行為(具体的には、口腔性交・腟性交・肛門性交)の時には毎回コンドームを使いたい。一緒に正しい使い方を学びたい」と言います。そしてなぜ自分たちにとって重要なのかを伝えます。

性感染症や妊娠予防についての知識、コンドームの使い方や効果について共有することができます。もしあまり詳しくなければ、一緒に調べるのも良い方法です。クリニックを訪れたり、信頼できるウェブサイトを検索したり、保護者や教師、カウンセラー、看護師など信頼できる大人に尋ねることができます。

自分の考えや境界線を共有し合ったら、パートナーにコンドームの使用にどのように感じ、考えているか聞いてみます。相手を尊重して聞きましょう。相手が質問できたり、もし必要であれ一緒に調べられることが大切です。パートナーの気持ちを尊重して耳を傾けることは重要ですが、性感染症や妊娠から自分を守る権利を大切にし、コンドームを使いたいという意思は譲らないようにしましょう。

次に、一緒にコンドームを手に入れる計画を立てます。誰が支払い、どこで手に入れ、どの種類を選び、どこに保管するかなどを話し合いましょう。多くの国では、若者は保護者の許可なしにコンドームを購入することができ、時にはクリニックや保健所、性感染症啓発センターなどで無料で手にいれることもできます。どのような性行為においても、自分に合ったコンドームがあります。

すべての詳細について交渉が済んだら、パートナーと合意を確認しましょう。お互いの決断に自信を持ち、さらに質問がある場合や計画を変更したい場合は、お互いに確認し合いましょう。交渉の後にパートナーがコンドームの使用を拒否する場合、性的行為を断る準備をしておきましょう。自分の選択に自信を持ち、しっかりと守りましょう。パートナーが『コンドームの使用はよくない』『コンドームの感触が好きではない』と言ってきたら、性的行為には健康を守る責任があることを伝えましょう。

パートナーがコンドームの感触を心配する場合、コンドームには様々なサイズや種類があることを伝え、自分の体に合ったものを一緒に探せると提案しましょう。もしパートナーが無理強いしてくる場合、これは不健康な関係の赤信号です。コンドームの交渉は性的同意の一部であり、パートナーはあなたの健康を守る権利を尊重するべきです。パートナーが否定的または危険な反応を示すことを恐れる場合は、信頼できる大人のサポートを求めましょう。

よくある質問

私のような年齢の人が本当に妊娠したり、誰かを妊娠させることができるのでしょうか?

世の中には、いつどうやって妊娠できるのか、できないのかといううわさがたくさんあります。 実際のところ、思春期に入れば、妊娠したり、誰かを妊娠させたりすることは可能です。 だからこそ、妊娠がどのようにして起こるのか、またあなたやあなたのパートナーが準備ができていない場合、どのように妊娠を防ぐのかを知ることがとても大切なのです。

コンドームは本当に効果があるのでしょうか?

コンドームは、性的に活動的な人にとって、性感染症を防ぐ最善の方法であり、予期せぬ妊娠を防ぐ方法の一つです。 コンドームは、性行為の際に毎回正しく使用すれば、非常に効果的です。

もしコンドームが破れたら?

コンドームの破損を防ぐには、使用期限を確認し、正しく装着することが大切です。正しく使用すれば破れることは稀ですが、もしコンドームが破れてしまった場合は、以下の手順に従ってください;
身体からコンドームを取り除き、新しいものを使う。もし性感染症や妊娠について心配な場合は、医療機関に相談して検査を受けることができます。
*妊娠の可能性がある場合は、緊急避妊薬の使用を検討することもできます。

コンドームを2枚使うともっと安全ですか?

絶対2枚同時に使用しないでください。性行為の度に、新しいコンドーム1個を使用してください。 より高い避妊効果を得たい場合は、低容量ピルや子宮内避妊具などの他の避妊方法を併用してください。

保護者・大人の方へ

保護者、家族は、子どもが性的な関心を持つ前に、妊娠や性感染症予防について話し始めることができます。 保護者がこうした話題について子どもと話し合うことで、子どもは、疑問があればいつでも大人に相談できることを学びます。

例えば以下のような方法で、会話を始めることができます。

子どもが性行為や妊娠、性感染症について話している場面を見たとき

子どもにそのシーンについてどう思うか聞いてみましょう。予期しない妊娠や性感染症の予防のために何ができるかを一緒に考えてみましょう。避妊方法やコンドーム、また安全な性行為、禁欲、妊娠や性感染症に関する家族の価値観について話し合ってみましょう。

子どもがコンドームについて質問してきたとき

子どもを非難したり、性的行為をしていると決めつけたりせずに、コンドームについて話しましょう。例えば、「質問してくれて嬉しいよ。どうしてこのことを考えるようになったの?」と言うことができます。子どもたちはテレビやSNS、学校で何かを聞いて興味を持つことがよくあります。子どもがあなたに質問するのは、あなたとの関係に信頼がある証拠です。以下のAMAZEのビデオを一緒に見て、質問する時間と機会を与えましょう。