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デートDV・不健康な関係から抜け出すには?
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デートDV・不健康な関係から抜け出すには?

この動画は、不健康な人間関係のサインや、不健康な関係から抜け出すためのステップを紹介しています。ステップの計画方法、パートナーとのコミュニケーションの取り方、必要に応じて信頼できる大人に助けを求める方法について説明しています。

もしあなたやあなたの知り合いが不健康な関係にある場合、信頼できる大人(保護者、学校のカウンセラーなど)に相談してください。また、デートDV110番やDV相談ナビ #8008 に相談することができます。

子ども・若者へ

友人であれ恋人であれ、誰かと関わりを持つことは、とても素晴らしいと感じられるでしょう。関係の中で、あなたは愛されている、支えられている、幸せだ、と感じることができます。健康的な友情や恋愛関係は、自分自身を理解し、他の人との親密さを経験できる素晴らしい方法です。
しかし、ときには関係が健康的でないこともあります。不健康な関係は、あなたを悲しませ、孤独感や不信感、恐怖や不安をあなたに感じさせます。不健康な友情や恋愛関係は、「有毒(toxic)な人間関係」と呼ばれることがあります。つまり、あなたの身体的、精神的、感情的な健康にとって危険だということです。関係が健康的かどうかを判断するのは、難しいこともあります。関係が健康的であることを示す「青信号」があれば、関係が健康でない可能性があることを警告する「赤信号」もあります。不健康な関係を示す赤信号の例としては、次のようなものがあります。友人やパートナーが、あなたに嫌がらせをする、妥協することを拒否する、決して謝らない、物事がうまくいかないときにあなたを責める、嫉妬心からあなたの行動や服装、あなたが誰に会うかをコントロールする、あなたに身体的・性的に暴力を振るう、あなたがしたくないことを強制する、などです。
赤信号に気づいていても、関係が不健康なのかどうか確信できないことがあります。あなたが置かれている状況について信頼できる大人に話すと、助けてもらうことができます。関係を終わらせることをあなたが恐れている場合、何をすべきかを決めるのを助けてくれますし、関係を終わらせることを決意した場合は、どのように終わらせるか、一緒に計画を考えてくれます。信頼できる大人たちとは、あなたを支えてくれ、気にかけてくれ、助けてくれる人たちのことです。例としては、保護者や年上のきょうだい・いとこ、先生、学校のカウンセラー、コーチ、あなたが属しているコミュニティの人、などです。あなたの信頼できる大人がどんな人であっても、赤信号に気づいたり、何かがちょっとおかしいと感じたりしたら、すぐに話すことが重要です。大人たちは様々な人間関係を経験してきたことが多く、あなたを正しい方向に導けるような経験を持っています。また、あなたの気持ちについて話せる安全な場所を提供し、次に何をすべきかサポートすることもできます。

最も重要なことは、相手と不健康な関係になっているとしても、それはあなたのせいではなく、あなたをダメな人間にするものでもないこと、そして将来健康的な関係を持つことができないわけではない、ということです。多くの人々が、生涯の中で健康的ではない友情や恋愛関係を経験しています。次に誰かとデートしたり、新しい友人を作ったりするときは、不健康な関係から何を学んだか、すべての人間関係においてあなたにとって何が重要か、を考えてみてください。どのような種類の人間関係を持つかを決定するのは、あなた自身です。あなたが自分自身のバウンダリー(自分と他人の境界線)とニーズに正直でいれば、次の関係はきっと健康的なものになるでしょう。

よくある質問

健康的な人間関係を示す「青信号」にはどんなものがありますか?

健康的な関係の「青信号」つまりサインには、いくつかあります。例えば、お互いに正直で信頼し合っていること、お互いのユニークなアイデンティティを尊重していること、物事を一緒に決めていること、そしてもちろん、楽しんでいること!健康的な関係にある人同士でも、時には意見が合わないことがあります。そのような場合でも、オープンな態度でお互いを尊重しながら話し合い、妥協点を見つけます。

人間関係における「良好な/健康的なコミュニケーション」とは?

コミュニケーションは、健康的な人間関係における重要な要素です。それは、自分の気持ちや要求、信じていることや望んでいることを、パートナーからネガティブな反応をされるかもしれないことを恐れずに、オープンに正直に伝えられる、ということを意味します。また、パートナーの気持ちや要求、信念、希望を、自分が相手に望むのと同じくらい尊重して聴き、理解する、ということも意味します。
二人がコミュニケーションをできるようになるには、時間と練習が必要です。コミュニケーションは、人間関係の中で最も難しい部分であることが多いですが、お互いに尊重し合うことを通じて関係を深め続けることができるため、人々を結びつけ続ける「接着剤」の役割を果たします。

今は恋愛に関わっておらず、私はその状態が好きです。それって大丈夫ですか?

恋愛関係にないことは、全く問題ありません。10代になると、恋愛を経験すべきだというプレッシャーがかかることが多いですが、何を心地よいと感じるかは、人それぞれ違います。一人にとっての正解が、必ずしも他の人にも当てはまるとは限りません。

10代後半や20代になって初めて恋愛に興味を持つ人も多くいます。他に優先順位の高いことがあることがその理由かもしれません。例えば、良い大学に入るために一生懸命勉強したり、スポーツに熱中したり、仕事をしていたりするかもしれません。あるいは、ひとりでいることが好きなのかもしれません。恋愛感情や性的な感情を全く持たない人もいます。それも問題ありません。

他の人がみんな恋愛をしているように見えるかもしれませんが、実際にはそうではありません。自分が心地よいと感じることをして、他の人が何をしているか、何を考えているかについては、あまり気にしないようにしてみましょう。

恋愛をするには若すぎますか?

10代前半やそれより若い年齢でも、恋愛感情を抱くことはあります。若くても、誰かに惹かれたり、愛しさを感じたりすることは、確実にあり得ることです。自分の気持ちが、恋愛感情なのか、それ以外の何かなのかを決められるのは、あなた自身だけです。誰かを好きになったり愛したりすることは、年齢に関係なく経験できるものです。
愛にはさまざまな種類があります。例えば、恋愛感情としての愛、性的な感情を伴わない愛、家族への愛などです。多くの場合、愛とは誰かに対して感情的に惹かれていることを意味します。その人に近づき、何かを共有したいと思うでしょう。その人を理解したいし、自分を理解してほしいとも思います。その人を大切にしたいし、自分も大切にされたいと思います。
恋愛感情としての愛では、相手に身体的または性的に強く魅力を感じていることが多いです。その人を抱きしめたり、触れたり、時には性的な関係を持ちたいと思うこともあります。

私のパートナーは、私がどこにいて何をしているのか、いつもメッセージで聞いてきます。それって大丈夫ですか? 私が返事をするのが遅くなると、パートナーが少し怒ることがあります。私のことが本当に好きだからそうするのだと思うのですが、母はそれをよくないと思っているようです。私がどこにいるかをパートナーが知りたがるのは、悪いことなのでしょうか?

お互いを大切に思い合う人同士なら、相手が大丈夫かどうか知るために、お互いの状況を確認し合うかもしれません。しかし、もしパートナーが、あなたの居場所を常に知りたがって、教えないと腹を立てるのだとしたら、それはとても支配的な行動です。パートナー同士は、お互いを信頼し、尊重し合って、別々の興味や趣味、経験も持てるようにしなければなりません。お互いにとってのベストな状態を叶えたいのであれば、そうすることが必要です。もしパートナーが、あなたがどこに行くか、何をするか、誰と付き合うかをコントロールしようとしているなら、信頼できる大人に二人の関係について相談してください。恋愛関係の中で、あなたは身体的にも精神的にも安全で、尊重されるべきです。

保護者・大人の方へ

あなたの子どもも、今は誰かと恋愛をしたり、恋愛関係を求めたりしていないかもしれませんが、いつかこのステップを踏み出したいと感じる時が来るかもしれません。保護者として、健康的な関係とは何かを理解し、それについて子どもに話をすることで、子どもはこのような話題についてあなたに質問しやすくなるかもしれません。

子どもとそのような会話を始める最も簡単な方法は、テレビ番組や映画を一緒に観ているときなど、日常生活の中でそれが出てきた時に話をしてみることです。

例えば以下のような方法で、会話を始めることができます。

健康的な関係や不健康な関係に見られる振る舞いが描かれたテレビ番組や映画を観ている時

もしテレビ番組や映画を見ていて、健康的な関係や不健康な関係に見られる振る舞いが描かれたシーンがあれば、話を始めるきっかけとしてそれを使うことができます。気になったシーンについて取り上げ、それについてあなたの子どもがどう思うか尋ねてみましょう。

友達や同級生に恋人がいる、と子どもが話す時

一緒に夕食を食べ、子どもの日常に何が起こっているのか話をしてみましょう。恋人のいる友達や同級生について子どもが話すのであれば、その機会を使って、健康的な関係とは何かや、健康的な関係を築ける行動の仕方について話すことができます。