会話のきっかけづくり
親や保護者が処女や童貞であることについての知識を子ども・若者達と話すことで、子ども達は自分が性行為をする心の準備ができる時期や、心の準備の方法を知る大切な会話のきっかけ作りができます。親が性に関することの対話を先導することで、親に性に関して相談してもいいんだと子ども達に示すことができます。この土台を作ることで、子ども達は親や保護者に、性に関する質問やアドバイスなどを求めやすくなります。
例えば以下のような方法で、会話を始めることができます:
テレビを見ている最中に話してみる
テレビを見ていて、登場人物が「処女・童貞を守るべきか捨てるべきか」を迷っているシーンがあったら、こう聞いてみましょう。「処女・童貞だと思われたくないから性行為をするって正しいと思う?」「性行為の心の準備がまだできているか分からない人にとって、よく考えるべきことって何だと思う?」
性に関することでいじめられている人がいると聞いた時に話してみる
性行為をしたこと、もしくは性行為をしたと思われたことでいじめにあっていたり、処女・童貞だと思われたことが原因でいじめにあっている子ども・若者がいることを耳にしたら、次の質問を投げかけてみましょう。「性行為したとか、しなかったことが原因でいじめられてる子がいるって聞いたことある?」「処女・童貞だから、あるいは処女・童貞じゃないって思われたことで友達がいじめにあっている時、あなただったらどうする?」